角膜はいわゆる黒目にあたる部分の組織で、水晶体とともにレンズの役割を果たしています。
また、外界からの刺激や病原体の侵入を防ぎ、角膜内の水分を適量に保って、透明性を維持するように機能しています。
角膜は直接外界と接しているため、傷つきやすい組織です。
ドライアイ、紫外線、コンタクトレンズの長時間装用による刺激、異物混入、細菌・ウイルス感染などによって、角膜ダメージが起こります。
角膜にダメージが生じると、目が痛む、涙目になる、光に対して目が過敏になる、目が充血する、ものがぼやけて見える、目がヒリヒリ・チクチクする、異物が入っているような感覚があるなどの症状がみられます。
角膜組織が壊死してしまうと、角膜混濁や視力低下が生じることもあります。
角膜にダメージが生じないよう、コンタクトレンズの不適切な使用、紫外線や乾燥しやすい環境などに気をつけましょう。
以下のような成分が配合された目薬を使用することもよいでしょう。
ケアをしても、気になる症状がよくならない場合は、眼科を受診しましょう。