
入学前や1年に2度(春と秋)行われる学校での健診。
「日常生活に支障がないみたいだから、まだいいか」などと軽視してはいけません。
おうちの方が結果をきちんと把握し、早めに対策をとることで、将来の子どもの目の健康を守りましょう。
眼科受診を促されたら放置せず、早めの眼科受診をおすすめします。


監修
東京科学大学 眼科学分野 教授
大野 京子 先生
ライフスタイルの変化にともない、世界中で増加傾向にある子どもの「近視」。「重篤な病気じゃないから平気」と思っていませんか?
学習やスポーツなどの子どもの活動に不便があるだけではなく、
近年では、近視が将来の目の健康に影響を及ぼす可能性があることが
わかってきています。
「たかが近視…」と軽く考えず、子どもの「見える」をぜひ、
守ってあげたいですね。
気になることがあれば、早めの受診を心がけましょう。
気になることがあれば、早めの受診を心がけましょう。
子どもの近視って増えているの?
子どもの近視が増えた原因は?
近視が進行するとどうなるの?
ふだんの生活への影響は?
【参考資料】
1)文部科学省.
令和5年度学校保健統計(学校保健統計調査の結果)


監修
筑波大学 医学医療系眼科 准教授
平岡 孝浩 先生
あまり知られていませんが、近視には、さまざまな対策があります。
近視の発症の予防はもちろん、たとえ、近視になってしまったとしても、
進行を遅らせる方法などもあります。
進行を抑制することで、将来の目の健康リスクを低下させることができます。
ただ、近視は子どものときほど速く進む可能性があるため、
早めに眼科医に相談し、治療のスタートなどをすることが大切です。
ただ、近視は子どものときほど速く進む可能性があるため、早めに眼科医に相談し、治療のスタートなどをすることが大切です。
対策にはどのようなものがあるの?
生活の注意点は?
近視の進行抑制のための治療とは?
近視の進行抑制治療の目的とは?
近視の進行抑制治療の時期は?
どのくらい治療を続ければいいの?
近視の矯正とは?

