眼科イノベーションセンター長
2020年から眼科イノベーションセンター長を務め、世界中の様々な眼科研究の動向やスタートアップ企業の情報をいち早くキャッチし、これまで当社が培った強みと外部機関の強みを掛け合わせるオープンイノベーションに取り組むなど、社内外技術の眼科応用への道筋を構築していきます。
25年以上にわたる眼科領域の経験を活かし、社内外の関係者と連携してグローバルな研究開発戦略を策定・実行し、当社の長期ビジョン実現に貢献しています。また、患者さんとそのご家族の期待に応えるため、患者さん起点の発想で考察するようチームを指揮しています。
当社に入社する以前は、ノバルティス、ボシュロム、ジョンソン・エンド・ジョンソン、シャイアー社等の大手ヘルスケア企業で、複数のグローバル規模の眼科研究を統括してきました。また、眼科領域における12件の新薬承認申請に率先して携わり、眼科製薬企業の幹部として、研究開発、臨床開発、プロジェクトマネジメント、メディカルアフェアーズに豊富な経験を有しています。シャイアー社では、メディカルアフェアーズのバイス・プレジデントおよびシニア眼科医を経て、眼科担当のバイス・プレジデント 兼 治療領域事業責任者を務めました。また、米国とカナダで、ドライアイ治療薬の開発と米国食品医薬品局の承認申請にも携わりました。
バングラデシュのダッカ大学で医学博士号、国立眼科研究所で眼科ディプロマ、日本の岐阜大学医学部で眼科薬理学の博士号(Ph.D.)を取得。米国国立衛生研究所の緑内障フェローを務めた経験も有しています。