原 実

チーフ デジタル&インフォメーション オフィサー

2018年に当社に入社し、2020年4月からチーフ デジタル&インフォメーション オフィサー(CDIO)として、Santenのビジネス戦略に基づく全社デジタル・IT施策の推進と実行、および事業成長に必要な組織力および業務効率化の向上に尽力しています。

Santenに入社する以前は、約20年間、国連職員として持続可能な開発目標(SDGs)の推進に携わってきました。1999年、国際電気通信連合(インドおよびスイス)において、途上国および外交コミュニティ向けのプロジェクトに参画し、その後、国連本部(米国)、国連ボランティア計画(ドイツ)、国際原子力機関(オーストリア)の各機関において、IT分野における複数の重要役職を歴任。世界が直面する急速なグローバル開発アジェンダにもITが貢献できるよう、組織を迅速にリードしてきました。

2012年から国際労働機関・国際研修センター(イタリア)のチーフ インフォメーション オフィサー(CIO)、国際食糧農業機関(イタリア)のCIO代理として、国連組織の幹部メンバーおよびビジネス部門と連携し、デジタル・IT戦略を策定。これにより、外部とのデジタルに関するビジネス機会の創出やリスクの低減、さらに組織力向上に必要な全体最適化も推進してきました。

ヘルスケア業界の課題解決にむけ、既成概念にとらわれることなく、デジタル・ITがもたらす新しいインパクトやイノベーションの開発に取り組むとともに、グローバル組織で培った豊富な国際経験を活かし、多様性のある組織へと変革をけん引しています。

上智大学工学修士、イタリアSDA ボッコーニ経営大学院 国際機関経営学エグゼクティブ修士を取得しています。