チーフ ファイナンシャル オフィサー 兼 チーフリスク オフィサー
チーフ ファイナンシャル オフィサー(CFO)として、基本理念「天機に参与する」に基づき、資本政策・財務戦略の実行を通じて、当社の社会的価値、事業価値、ひいては株主価値の向上に取り組んでいます。
2012年にCFO就任以降、株主価値の最大化を使命に、キャッシュ・フローの最大化と資本コストの低減の両面から財務基盤の健全性を維持し、将来成長に必要な先行投資の確保に努めてきました。
2019年には、当社のグローバル化を推進するため、トレジャリー機能やファイナンシャルプランニング&アナリシス業務を日本からスイス・ジュネーブに移管し、国際財務統括センター(International Financial Head Quarter: IFHQ)の設立に尽力しました。IFHQはグループの資金調達を主導し、必要資金を子会社にトレジャリー・マネジメント・システムを通じて供給。その結果、グローバルベースでキャッシュ・フローが改善し、資本効率が改善、ひいては、資本コスト低減に寄与にしました。今後も、当社の強みである眼科領域に特化することで収益性を高め、キャッシュ創造力と資本効率の向上、株主価値の最大化に努めていきます。
2025年とその先に向けて、さらなる収益性の改善と投資プロジェクトへの資金調達を通じた資本コスト低減を担うだけでなく、如何なる環境変化のもとでも、安定的で持続的な利益を実現するレジリエントな収益構造を実現します。
このように、バランスシート・キャパシティの強化、リスクの最小化、資金効率の向上、株主資本の充実により、積極的な成長投資を支える財務基盤の強化を図っています。
当社に入社する以前は、三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)で主任研究員、チーフ・コンサルタントとして財務アドバイザリー業務に従事してきました。その他、住友ゴム工業、伊藤萬では実務担当として事業開発業務に携り、投資評価業務を中心に財務のプロフェッショナル経験を積んできました。
同志社大学商学部で学位を取得しています。