チーフ メディカル オフィサー
チーフ メディカル オフィサーとして、グローバルな製品開発をリードするとともに、ファーマコビジランスなど医薬品の安全性についての責任も担います。2018年に当社に入社し、開発部門のシニア バイス プレジデント、執行役員を経て、2022年4月から現職に就任しています。当社眼科領域のイノベーションを推進するため、開発部門と製品のグローバルプレゼンスの確立に取り組んでいます。
患者さんに真のイノベーションを提供するため、特に製品開発部門における迅速かつ高品質な開発を実現する組織変革に尽力しています。また、イノベーションとそれに伴うデジタル化にも知見が深く、当社の製品開発コンセプトとアプローチの発展にも貢献しています。これまで複数の治療分野に携わってきた経験を活かし、これらの分野での見識を眼科領域にも積極的に応用しています。
当社に入社する前は、ニュージャージー州に拠点を置く、肺の希少疾患治療に取り組むバイオテクノロジー企業のインスメッド社にて、臨床開発のバイス プレジデントを務め、同社初の上市に関わる承認申請のサポートに貢献しました。それ以前は、ノバルティス社に12年以上在籍し、リウマチ、心臓血管、免疫の分野でブロックバスター製品に従事。アルコン社では複数のリーダー職を経て、医薬品フランチャイズの臨床開発グローバル責任者を務め、同社初の抗VEGF(血管内皮増殖因子)治療薬の設計と開発をリードしました。
ハンガリーのセンメルワイス大学で医学博士号(M.D.)を、英国のオープン大学で経営学修士号(MBA)を取得しています。