山田 貴之

中国事業統括

当社基本理念を体現するグローバルリーダーとして、人々の目の健康へのニーズが高まる中国において、眼科医療のエコシステム発展を通じた社会課題の解決に取り組むとともに、当社の事業成長をリードしています。

2013年に当社に入社し、経営企画業務のほか、イタリア、ベネルクス、スイスで事業の推進に尽力し、中国で副総経理、総経理を経て、2020年4月から執行役員中国事業統括(現職)に就任しています。7年以上にわたり当社のグローバル事業の拡大を強くリードし、多様なマネージメント経験を有しています。

イタリア在任中はMSD社からの眼科用点眼剤ポートフォリオ買収に伴うPMI(Post Merger Integration)を担うと共に同国での事業立ち上げに従事し、製品供給、マーケティング、営業、製品ポートフォリオ戦略等新組織を構築し、欧州事業における重要拠点の礎を築きました。ベネルクス在任中は同地域の責任者として事業活性化を目的に、中期戦略を立案のうえ、財務体質の大幅な改善と営業マーケティング体制の抜本的な改革に着手し、収益力及び顧客関係の改善を実現しました。

全社の成長エンジンである中国事業がさらなる発展を遂げ、social innovatorとして中国の眼科エコシステムの様々な課題を解決するため、全体最適の観点から既存アセットの活用、業務プロセスの改善等、様々な事業変革を進めています。また新規事業の育成にも注力し、ヘルスケアデバイス、デジタルヘルス等ソリューションの幅を広げ、現地のパートナーとの緊密な連携による事業基盤の強化にも貢献しています。

当社に入社する前は、パナソニック株式会社にて営業、マーケティング、商品企画、海外事業推進等に従事し、個人から法人ビジネスまで多岐にわたり経験を積み、日本以外にロシアにて2年間の勤務経験があり、同社のアジア事業や欧州事業にも深く関わってきました。

関西学院大学商学部にて学士を取得しています。