目に負担をかけ過ぎると、目の中の組織や筋肉が疲れてしまいます。
長時間のパソコン作業や、手先の細かな作業、眼鏡やコンタクトレンズの度が合っていないなど、勉強や仕事などのさまざまな要因が、疲れ目を誘発します。
涙が少なくて目が乾いている状態が続くと、必要以上に目に負担がかかり、疲れを引き起こすことがあります。うるおい(涙)は、目がスムーズに機能するために大切な役割を果たしているのです。
さらに長時間の作業で休憩をとらなかったり、睡眠不足だったりすると、目の細胞に必要な栄養や酸素が不足しがちになり、細胞の代謝が低下、疲労が回復しづらくなるという悪循環に陥ってしまいます。
目の疲れを感じた時は、まず目を休めましょう。
ポイントは目の筋肉の緊張をほぐすことです。
また、冷やすより温めたほうがよいといわれています。
ある研究で、30分~1時間のパソコン作業の後、10分間ホットタオルで目を温めると、
目のピント調節機能が回復したことが実証されたそうです。
バランスのよい食事を基本に、足りない栄養素はサプリメントで補給したり、ピント調節機能の働きを活発にし、目の疲れを癒すビタミンB12や目の代謝を高めるタウリンなどが配合された目薬を取り入れるのもよいでしょう。