所属部門や職種の異なる先輩社員4名がSantenの社風、入社直後に感じた不安やギャップ、
それぞれの職場の雰囲気など、幅広いテーマについて語り合いました。
Member #01マーケティング
岡田 美華
2016年入社/農学部卒
企画本部 グローバル
マーケティンググループ
マーケティンググループ
アメリカの大学を卒業後、グローバル展開に力を入れているSantenに魅力を感じて入社。企画本部に所属し、国際学会の企画・運営を手掛けている。
Member #02研究開発
諸藤 遼
2016年入社/情報科学専攻修了
製品研究統括部
製剤開発グループ
製剤開発グループ
製剤化研究の中でも、主にドラッグデリバリーシステム技術を用いた製剤の設計を担当。より多くの患者さんの目の健康維持に貢献できるよう、日々の研究に励んでいる。
Member #03品質管理
長谷川 佑輔
2017年入社/薬学部卒
能登品質管理チーム
能登工場で原薬の管理業務を担当。品質管理として、Santenの医薬品の安全性や有効性の維持・向上を担う。
Member #04MR
阪田 真希
2014年入社/薬学部卒
関西病院チーム
関西地域の大学病院をメインに担当。常にドクターや患者さんの立場で物事を考え、迅速で正確な情報収集・情報提供を心掛けている。
※所属部門・部署や記載内容は取材当時のものです。
#01社員一人ひとりの多様性を尊重し、受け入れてくれる文化
- 諸藤
- 私がSantenに入社しようと思ったきっかけは、海外展開を積極的に行っていることを知ったからです。ただ、グローバル展開に力を入れているとはいえ、外資系の企業と比べて社風は内向きなのかなと入社前は思っていました。ですが、入社してみるとすごく活気があって考え方も柔軟な会社で、社員一人ひとりの経歴や個性、考え方を尊重してくれる社風だと感じました。
- 岡田
- 私はアメリカの大学を卒業したのですが、日本の企業の傾向を海外で耳にして、日本で就職するのは少し不安もあったんです。ですが諸藤さんの言うとおりで、Santenには多様性を受け入れてくれる文化がありますよね。選考の過程でそれがわかって最初に感じていた不安はなくなりました。
- 長谷川
- ちなみに、海外にいたときに耳にした日本の企業の傾向ってどんなものでしたか?
- 岡田
- 無意識の集団心理や同調圧力があって、それに従わないといけない。そんなイメージでしたね。他と違い過ぎると弾かれるというか。
- 阪田
- なるほど。確かに日本の会社や社会ってそういうイメージを持たれがちかもしれません。でもSantenで実際に働いてみると、社員一人ひとりが自分の意見をしっかり持っていて、意見が異なる中でもお互いを尊重し合っていると感じますよね。良い意味で日本的な会社ではないのかもしれませんね。
#02それぞれの職場の雰囲気
- 阪田
- 私が所属している関西病院チームは、ざっくばらんに言うとうるさい部署です(笑)。もちろん、必要なときは真面目に注意したり議論したりしますが、基本的には笑い声が絶えない職場ですね。
- 岡田
- 私の部署もそんな雰囲気です。静かなときって、全員が出払っているときくらいかも(笑)。誰かがアイデアを思い付いたら自然と口に出して、それを誰かが拾って意見をする。そういう循環が日常的だからこそだと思います。
- 阪田
- 研究部門や品質管理はどうですか?
- 諸藤
- 研究所自体は基本的に静かです。データをまとめたり、書類を作ったりという業務が多いですから。ただ、実験室と会議室はものすごく活気がありますね。実験室では、アイデアを出し合いながら実験を重ねていますし、会議室では、各々の出したデータとその根拠や信頼性に関する意見が飛び交っています。
- 長谷川
- 品質管理に関わる試験は100%完璧に遂行することが大前提ですので、試験中はみんな目の前の業務に一点集中しています。ただ、それ以外の業務では盛んに意見交換をしています。品質管理はひとりで黙々と行うように思われがちですが、いろんな人と連携しないと進められません。全員が「品質管理というひとつのチーム」という意識で取り組んでいて、非常にコミュニケーションが活発な部門だと思います。
#03異なる部門間での連携について
- 諸藤
- 現在、阪田さんのMR部門と、私が所属する研究部門で協働しようという動きがあるんです。
- 長谷川
- そうなんですね。どんなことをしようとしているんですか?
- 諸藤
- 患者さんやドクターからニーズを吸い上げて、そのニーズにどんな製品がマッチするか探索できる仕組みを整備しようとしています。例えば、これまでは研究所内のメンバーだけで「こういう製品はニーズがあるんじゃないか」と仮説を立てて研究を進めてデータを出して、実際にニーズがあるかどうかは学会などで都度確認していました。
- 阪田
- でも、その手法だと仮説が外れていた場合のロスも大きいらしくて。そのときにタイミング良く、MR部門と研究部門がコラボレーションできる機会があったので、そこで協働できないかという話が出たんです。MRは日常的にドクターや患者さんのニーズを知る機会があるので、そうしたニーズを研究部門と共有するような形ですね。
- 岡田
- なるほど。その仕組みが確立できると、患者さんやドクターのニーズに沿った仮説を立てて研究が進められるようになるでしょうね。
- 諸藤
- はい。ちなみに品質管理はほかの部門とコラボレーションしたりすることはありますか?
- 長谷川
- 現状ではないんですけど、先ほどの諸藤さんのお話、すごく羨ましいです。と言うのも私個人の思いとして、病院関係者の方の意見を直に聞く機会が欲しいと思っているからなんです。
- 阪田
- お、それはぜひ詳しく聞いてみたいです!
- 長谷川
- MRの方に同行して病院関係者の方の意見に触れられる機会があれば、品質管理の業務の先にいる患者さんやドクター存在を、よりイメージしやすくなるんじゃないかと思っていて。そうすれば、日々の業務のクオリティやモチベーションのアップにつながると考えているんです。
- 阪田
- それ、いいですね! Santenでは、そうしたアイデアをどんどん実行して形にできますし、近いうちにMR部門と品質管理で協力して、長谷川さんのアイデアを実現してみたいですね。