▼ アプリのダウンロードはこちらから
目のかゆみは生活の質を低下させることがあります。
目のかゆみを感じると我慢できずこすってしまい、角膜に傷を作ってしまうかもしれません。
目のかゆみを感じるときは、対策を検討しましょう。
目のかゆみを引き起こす病気のひとつに、結膜炎があります。
結膜炎は、まぶたの裏側と白目の部分を覆っている粘膜の部分(結膜)に炎症がおきている状態をいいます。結膜炎によるかゆみの原因は様々で、花粉やハウスダストなどによるアレルギー反応、異物や化学物質による刺激、ウイルスや細菌による感染などがあります。
私たちの身体には、体内に入ってくる細菌やウイルスといった異物を排除しようとする働きがあり、これを免疫といいます。
免疫反応が起こると、組織に炎症が引き起こされます。かゆみとは、組織が炎症を起こした結果、あらわれる症状の一つです。
● アレルギー性の目のかゆみ
本来私たちの体は花粉などを異物と認識せず、免疫反応が働かないしくみになっています。
しかし、アレルギー体質の人は、花粉やハウスダストを異物と感じて免疫反応が起こり、かゆみなどの症状があらわれます。この免疫反応を引き起こす花粉などをアレルゲン、過剰な反応をアレルギーといいます。
アレルゲンが目に侵入すると、免疫に関わる細胞(肥満細胞など)が刺激を受けて、ヒスタミンなどの化学伝達物質を放出します。
ヒスタミンは目の知覚神経を刺激して、目にかゆみを引き起こしたり、血管を広げて充血を引き起こしたりします。
● 感染性の目のかゆみ
感染性結膜炎やものもらいといった細菌やウイルスによる感染で目に炎症が起こり、かゆみを感じることがあります。
● ドライアイ・乾き目
ドライアイ・乾き目によって、涙が減少すると目のバリア機能が低下します。その状態では、通常では問題にならないような刺激に過敏に反応して、かゆみを感じることがあります。
アレルギー性の病気のひとつに花粉症があります。花粉症の4大症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみです。目のかゆみ以外の症状は風邪と間違いやすいため、いつまでも治らないからといって風邪薬を飲み続けたり、症状が軽いからと放っておいたり、といった間違った対処をしてしまうことがあります。
目がかゆいときは、原因にあった正しい対処をする必要があります。
目をこすると、角膜や結膜を傷つけたり、炎症を悪化させる原因になります。こすらない方法で対処しましょう。
①花粉症による目のかゆみを防ぐためのセルフケア
目のかゆみを防ぐために大切なことの一つは、抗原を回避・除去することです。
抗原(花粉・ダニなど)を回避・除去するためのセルフケア
②抗アレルギー薬の使用
花粉症などのアレルギー性結膜炎に関しては、炎症を緩和する抗アレルギー薬を使用して症状を抑えます。抗アレルギー薬には、ヒスタミンなどの放出を抑えるメディエーター遊離抑制薬と、ヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬があります。
かゆみを感じる回数を少なくするためには、かゆい時に使用するのではなく、発症期間中は症状の有無にかかわらず、決まった回数・タイミングで抗アレルギー薬の使用を続けることが大切です。
症状が続いたり、気になる症状がある場合は、眼科を受診しましょう。
<初期療法>
抗アレルギー点眼薬を花粉飛散予測日の2週間程度前から、もしくは花粉症の症状が少しでもあらわれた時点で使用を開始します。早めに薬を使用することで花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすくなり、症状を抑えた状態でシーズンを送ることができます。
①目の乾燥による目のかゆみ
目の乾燥によって、目のかゆみを感じることがあります。目の乾燥対策をすることで改善する可能性があります。症状が続いたり、気になる症状がある場合は、眼科を受診しましょう。
②感染症(感染性結膜炎・感染性角膜炎・ものもらい)による目のかゆみ
感染症が原因の場合でも、目やにや流涙を伴うことがあります。
感染症を疑うかゆみの場合は、感染症用の一般用点眼薬を使用するか、眼科を受診しましょう。
また、目をこすったり、触ったりしないようにしましょう。もし手で触ってしまった場合は、しっかりと手を洗いましょう。ウイルス性結膜炎の場合は、タオルを介して感染する恐れがあります。