「私はコンプライアンスを、ビジネスとコンプライアンス部門とのパートナーシップだと考えています。その意味では、コンプライアンスは演技と似ています。俳優は台本と演出が与えられ、観客が物語に引き込まれるよう、協力してまとまりのある演技を提供します。コンプライアンスにおいては、私たちは一連の法律や規制に基づき、関係者が台本に従うことができるよう導きながら、パートナーや顧客、患者さんなどに対して物語を語る手助けをしています」
フロリダ州マイアミで生まれ育ったヴァン・リアーは、大学卒業後、俳優としてのキャリアを追求するためにニューヨークに移りました。その後ロサンゼルスにたどり着き、大学院の学位取得と製薬業界の営業職への転身を果たしました。
「その後、法曹の仕事に魅力を感じ、営業部から法務部へと転身したいという思いがあり、法科大学院に戻ってJ.D.(法学博士号)を取得しました。営業と法律の世界をつなぐコンプライアンスという分野に惹かれたのです。自身の経験から、営業が直面する課題を理解していましたし、製薬業界の営業は独特ですので、営業部門がこの業界でうまく仕事を進めていく手助けをしたいと思ったのです。私たちは厳しく規制された業界で、政府の薬価償還、薬剤、患者さんなどに対応しています。営業経験と法律に関する知識を組み合わせることで、私はさまざまな部門のパートナーとなり、彼らの安全を守りながら成功を支援することができると考えています」