2025年10月20日
参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下Santen)はこのほど、韓国ノバルティスと、ノバルティスが製造・販売する眼科用VEGF*阻害剤である「ベオビュ®(一般名:ブロルシズマブ)」、および「ルセンティス®(一般名:ラニビズマブ)」について、現地法人である韓国Santenが韓国における流通および販売促進に関する契約を10月17日に締結しましたので、お知らせします。本契約に基づき、韓国Santenは、韓国において対象製品の独占的な流通権を取得し、販売促進活動を行います。
ベオビュ®はヒト化モノクローナル抗体一本鎖Fv断片(scFv)であり、ルセンティス®はモノクローナル抗体フラグメント(Fab)です。ベオビュ®およびルセンティス®は、異常な血管の成長や漏出の主な原因である血管内皮増殖因子A(VEGF-A)を阻害するよう設計されており、滲出型加齢黄斑変性(wAMD)や糖尿病性黄斑浮腫(DME)などの網膜疾患の進行を遅らせます。Santenは、ベオビュ®およびルセンティス®の販売を通じて、韓国において新たに網膜疾患領域に参入し、より多くの患者さんに貢献することを目指します。
Santenの取締役でチーフ オペレーティング オフィサーの中島理恵は、次のように述べています。「これまでSantenは、韓国において網膜疾患の治療薬を取り扱っていませんでしたが、この度、ベオビュ®およびルセンティス®を現地にて提供できることを大変嬉しく思います。眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとしての知見と経験を活かし、韓国においても網膜疾患の治療薬をより多くの患者さんに届けられるよう努めてまいります。この提携により、Santenのビジネスがアジア市場においてさらに拡大することを期待しています」。
Santenは、眼科領域における専門知識とインサイトを活かし、韓国の眼科市場で成功を収め、さらに世界の患者さんの利益のために尽くしていきます。
ベオビュ®について
ベオビュ®(一般名:ブロルシズマブ)は、VEGF-Aに対するヒト化モノクローナル抗体一本鎖Fv断片(scFv)です。分子量が小さいことから網膜への浸透性が高く、また、高いモル濃度での投与が可能なため、より少量の注射で強力にVEGF-Aを阻害し、優れた治療効果が得られます。2025年10月時点で、ベオビュ®は米国、欧州、日本を含む79の国と地域で承認されています。2019年10月に米国でwAMDの治療薬として世界で初めて承認されました。韓国において、wAMDおよびDMEの治療薬として承認されています。
ルセンティス®について
ルセンティス®(一般名:ラニビズマブ)は、VEGF-Aに高い親和性を持つヒト化抗体フラグメント(Fab)で、眼内の血管新生を引き起こすとされるVEGF-Aを阻害することで、視力の低下を抑制します。ルセンティス®は、Genentechから導入された製品であり、米国ではGenentechが販売し、米国以外の販売権をノバルティスが保有します。2025年10月時点で、ルセンティス®は米国、欧州、日本を含む110の国と地域で承認されています。韓国では、wAMD、網膜静脈閉塞症(RVO)、近視性脈絡膜新生血管(mCNV)、増殖糖尿病網膜症(PDR)、およびDMEの治療薬として承認されています。
Santenについて
Santenは、眼科領域に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、世界中の患者さんや生活者、医療関係者の皆さまへの価値ある製品やサービスの提供を通じ、人々の「Happiness with Vision」の実現に貢献することを目指しています。創業以来、「天機に参与する」という基本理念の下、130年以上にわたり人々の目の健康維持・増進を追求してきました。現在、眼科領域における医薬品の研究開発、製造、販売・マーケティング活動をグローバルに展開し、世界60以上の国・地域で約5,000万人の人々の目の健康をサポートしています。私たちのミッションは、眼科領域における専門性と患者さん視点から創出される製品やサービスを通じて、目の病気の予防や診断、治療において今まで提供されていない重要な価値を患者さんや社会に提供し続けることです。一人でも多くの患者さんが幸せで豊かな人生を過ごすことができる未来を創り出すため、世界中の人々が「見る」を通じた幸せを実感できる社会の実現に向けて全力を尽くしています。
詳細については、当社ホームページhttps://www.santen.com/jaをご参照ください。
-本件に関するお問い合わせ先-
参天製薬株式会社 コーポレート コミュニケーション
Email: communication@santen.com
本プレスリリースは、日本語、韓国語、および英語で発行されています。矛盾が生じた場合は、英語版が優先されます。