2026年9月14日
参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下Santen)は、このほど、近視の進行抑制を目的とする点眼剤STN1012700(一般名:アトロピン硫酸塩水和物0.025%)の承認申請が、中国国家薬品監督管理局 医薬品審査センターに受理されたことをお知らせします。本剤は、リジュセア®ミニ点眼液 0.025%の名称で2025年4月から日本で販売されています。
本剤は、有効成分としてアトロピン硫酸塩水和物を0.025%含有し、眼軸長の伸長を抑制することにより近視の進行を抑えることを目的として開発された点眼剤です。主に小児を対象に長期にわたって投与することから、安全性を考慮した防腐剤を含まない一回使い切りタイプの点眼剤としています。
中国では、近視は小児および青少年における重要な公衆衛生上の課題となっています。高い有病率や発症年齢の低下、急速な進行が問題視されており、中国国家疾病予防控制局によると、2022年の小児・青少年における近視の有病率は51.9%で、小学生では36.7%、中学生では71.4%、高校生では81.2%と報告されています1。
中国国家衛生健康委員会が公表した「近視予防・管理ガイドライン(2024年版)」では、低濃度アトロピン点眼液が近視進行抑制のためのエビデンスに基づく薬物療法の一つとして位置付けられており2、小児および青少年の近視管理における選択肢の拡大が期待されています。
Santenのチーフ メディカル オフィサーであるピーター・サルスティグは、次のように述べています。「中国におけるSTN1012700の承認申請が受理されたことは、小児および青少年における近視の増加という課題に取り組む当社において、重要なマイルストーンです。近視は発症年齢が低いほど進行期間が長くなり、強度近視のリスクが高まることが知られています。強度近視は、将来的に視力に重大な影響を及ぼす合併症につながる可能性があります3-4。当社の目標は明確です。Santenは、将来にわたって、子どもたちを近視がもたらす長期的な影響から守ることを目指しています。私たちは近視への理解を広げ、その重要性に光を当てることで、子どもたちがより幸せな人生と明るい未来を実現できるよう支援していきたいと考えています。Santenは今後も、世界中の近視に悩む患者さんに新たな治療選択肢を届けることを最優先課題の一つとして取り組んでまいります」。
<参考文献>
Santenについて
Santenは、眼科領域に特化したグローバル製薬企業として、世界中の人々が「見る」ことを通じて、より豊かで幸せな人生を送れるよう、目の健康の維持・向上に取り組んでいます。1890年に日本・大阪で創業して以来、135年以上にわたり、眼科領域における医薬品および医療機器の研究開発・製造、および販売を通じて、世界中の人々の目の健康をサポートしてきました。Santenは眼科領域を専門とし、緑内障、ドライアイ、感染症、アレルギー、加齢黄斑変性、近視など、幅広い疾患領域に対応する製品ポートフォリオを有しています。現在、Santenの製品とサービスは世界60以上の国・地域で提供されています。「天機に参与する」という基本理念のもと、Santenは、眼科の専門性と患者さん中心の姿勢を大切に、「Happiness with Vision」の実現に向けて取り組んでいます。
詳しくは、https://www.santen.com/jaをご覧ください。
-本件に関するお問い合わせ先-
参天製薬株式会社 コーポレート コミュニケーション
Email: communication@santen.com
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