気候変動対策

Santenは、CO2排出の削減や低炭素資源・エネルギー利用等による気候変動の緩和に取り組みます。

気候変動対策関連データの詳細は、「環境データ」に掲載しています。

自社における温室効果ガス(CO₂)の排出量削減

当社は、温室効果ガスの排出ネットゼロを目指して、CO2排出量の削減に取り組んでいます。
2024年度は、蘇州工場におけるテスト稼働の影響により、CO2排出量(スコープ1+スコープ2(マーケットベース))は34,870トン-CO2で前年度比55.4%増加、連結売上収益原単位(マーケットベース)は11.6トン-CO2/億円で前年度比56.4%増加となりました。
地球温暖化への影響があるフロンガス類についても適切に管理しており、大部分を占める日本では法規制の報告基準を下回っています。

サプライチェーンにおける温室効果ガス(CO₂)の排出量削減

日本においては、スコープ3(原材料の購入や製品の流通、従業員の移動など)も含めたサプライチェーンにおける温室効果ガス(CO2)の排出量を把握し、削減に向けて取り組んでいます。算定精度を高めるため、2023年度より、スコープ3カテゴリ2(資本財)の対象範囲を「単体のみ」から「単体および参天製薬(中国)有限公司」に拡大しました。また、スコープ3カテゴリ3(スコープ1・2に含まれない燃料とエネルギー)は「電力の調達に伴う排出量」から「すべての燃料およびエネルギーの調達に伴う排出量」の集計に見直しました。その結果、2024年度のスコープ3の排出量は154,563トン-CO2、連結売上収益原単位は51.5トン-CO2/億円となりました。