気候変動対策

Santenは、CO2排出の削減や低炭素資源・エネルギー利用等による気候変動の緩和に取り組みます。

気候変動対策関連データの詳細は、「環境データ」に掲載しています。

自社における温室効果ガス(CO₂)の排出量削減

当社は、温室効果ガスの排出ネットゼロを目指して、CO2排出量の削減に取り組んでいます。

2022年2月までに日本の工場・研究所の購入電力すべてを再生可能エネルギー由来に切り替えたことなどにより、2022年度のCO2排出量は22,619トンと2021年度比24.6%減少し、連結売上収益原単位では、2022年度は8.1トン/億円と2021年度比28.3%減少しました。また、地球温暖化への影響があるフロンガス類についても適切に管理しており、大部分を占める日本では法規制の報告基準を下回っています。なお、2030年目標の設定に伴い、バウンダリーおよびCO2の算定方法をSBT基準に見直し、2019年度以降のCO2排出量を遡及して修正しました。

サプライチェーンにおける温室効果ガス(CO₂)の排出量削減

日本においては、スコープ3(原材料の購入や製品の流通、従業員の移動など)も含めたサプライチェーンにおける温室効果ガス(CO2)の排出量を把握し、削減に向けて取り組んでいます。スコープ3の2022年度の排出量は、133,451トンと2021年度比8.2%増加しました。単体売上収益原単位では2022年度は67.9トン/億円で2021年度比5.0%増加しました。

エネルギー転換・削減の推進

多くのエネルギーを使用する工場の設備更新においては、よりエネルギー消費効率が高いものへの導入を進め、省エネとエネルギー転換を図ることによって、環境負荷を低減に努めています。さらに、再生エネルギー由来電力への切り替え拡大やエネルギー源転換、高効率使用等の技術革新などによる具体的なアクションプランの検討を進め、脱炭素社会の実現に取り組んでいきます。