Santenは、人的資本の重要性を認識し、採用や配置、昇進、能力開発における機会の均等に取り組み、中長期的な観点に基づき人材の育成・開発・登用を進めていきます。
人材育成方針と社内環境整備方針を制定し、その中で求める人材像を明確にしています。
世界中の人々の「見る」を通じた幸せな人生を実現するには、我々は世界の患者さんと眼科コミュニティから信望を集める眼科のリーディングカンパニーとならなければなりません。そのために、次のような人材を求めています。
基本理念である「天機に参与する」は組織・人材づくりにおいても基盤となります。
中長期的なビジョンを実現するため、2025年に行動原則と価値観を改定し、従業員一人ひとりの日々の行動に落とし込めるよう浸透活動をしています。
当社では、年度のはじめに従業員一人ひとりが上司と話し合い、組織と個人の目標についてすり合わせたうえで目標を設定し、対象期間の終了時にはその目標に対する達成度を評価しています。そして、従業員が目標を達成できるよう、対象期間の途中に複数回目標に対する進捗を確認しています。また、中長期的なキャリアについて上司と面談する機会を設け、これまでの職業経験から今後のキャリア目標とその達成に必要な機会や能力開発などについて会話をしています。直属の上司だけでなく、マトリクス組織の上司から指導や評価を受けることもあります。最終的には、個人の成績だけでなく、組織の業績も反映した評価となります。従業員一人ひとりの能力発揮・向上をサポートし、仕事の達成感や成長につなげることを期待しています。
各地で様々な能力開発プログラムを提供しています。
〈日本〉
医薬情報担当者(MR)教育を中心に新入社員・階層別研修を実施しています。加えて、さまざまな環境変化の中で自らビジョンを描き、新たな変革を担う次世代ビジネスリーダーを輩出することを目的として「次世代リーダープログラム」を開催し、人材育成と組織の成果を最大化できる求心力あるリーダーの育成に努めています。
また、従業員が語学やビジネススキルを学び、語学テストを受験する際の費用の一部を会社が負担する自己啓発支援制度を整えています。さらに、従業員の内省や気づきを促し、キャリアオーナーシップを高め、目標に向けた主体的な行動を支援するために、外部キャリアコンサルタントを活用したキャリアカウンセリングも実施しています。
〈中国〉
組織開発をサポートし、学習文化を育成するために、多様な学習プログラムを提供しています。「ハイパフォーマーチーム」「信頼と協力」「リーダーシップ育成」に焦点を当てたプログラムを開発しました。独自にワークショップを企画し、ビジネスチームに提供するとともに、SNSで関連知識を共有しました。実践的なマネジメントとリーダーシップのツールキットも共有され、リーダーや従業員全体の能力向上のために活用されました。
〈アジア〉
「ピープル・リーダーズ・プログラム」を開発しました。このプログラムでは、新任管理職を対象としたコースと、経験豊富なリーダーを対象としたコースの2つを用意しています。ピアラーニングセッションやグループシェアリングを通じて、マネジメントやリーダーシップ理論の実践的な応用に重点を置いています。また、昨年EMEAで開催した「ラーニングフェスティバル」をアジアにも展開しました。
〈EMEA〉
2023年度より、従業員が各専門分野の講師を務めるラーニングセッションで構成される「ラーニングフェスティバル」を開催しています。一人ひとりが主体的に参加し、知識を共有し合うことで、スキル習得のみならず、「自ら教え、ともに学び合う」企業文化の醸成にも貢献しています。
上記に加えて、アジアとEMEAでは、360度アセスメント、個別コーチング、リーダーシップスキル育成トレーニングを含むシニアリーダー向けの能力開発を行っています。
これらの活動を含む延べ研修時間は社会データをご覧ください。
当社では、2020年4月より新たな社内公募システムであるグローバル・ジョブ・ポスティング制度の運用を開始しました。この制度はSantenグループの全従業員を対象としており、グループ内の募集ポジションに対し、社内で候補者を募るものです。募集ポジションを通じてどのようなキャリアや成長の機会があるかを知ることができ、中長期的なキャリアを自ら考えチャレンジすることで従業員の成長を促します。
生産本部では、製造オペレーターのスキルアップや士気向上を目的に、滋賀と能登にある工場独自の評価・処遇制度として、2017年度よりマイスター制度を導入しています。社内で設定された資格取得者で高技能、実績、豊富な経験と同僚・後進からも信頼される人間性を有し、基本理念の「個人の行動原則」を実践している者をマイスターとして認定しています。